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2022.10.18

【お子さんの歯並びが気になっている方必見】早めに進めたい矯正治療のタイミングについて

こんにちは!

上石神井クオーレ歯科・矯正歯科です!

 

「子どもの歯並びが気になるけど、このままでいいのかな?」と悩まれている方に向けて、

矯正治療のタイミングについて説明していきます。

 

 

1.歯並びが気になったらまずは相談!

歯並びのトラブルは様々な要因が重なって生じていることも多く、まずは気になった時点で歯科医師に相談することが大切です。子どもの歯並びの矯正治療は、”大人の歯が生え揃う前”と”生え揃った後”で大きく2つに分けられます。歯並びを治すには、どんな原因で歯並びが悪くなってしまっているか原因を確認した上で、治療の方法やタイミングを考える必要がありますので、前歯が大人の歯に生え変わる6歳頃に歯並びの検診を行うことで、今後の治療方針が立てやすくなります。

 

2.矯正治療の開始時期は?

*第Ⅰ期矯正治療(小児矯正:6〜12歳頃)

子供の歯から大人の歯へと生え変わる6〜12歳の頃は、取り外し装置による治療がメインとなり、

・噛み合わせの不正を整える

・乳歯と永久歯の生え変わりを管理する

・上顎と下顎のバランス、歯と顎骨の大きさのバランスを整える

・顎の成長発育を誘導する

ことを目的として治療を行います。

6〜12歳の頃は身長が伸びが大きいように顎の成長速度も速く

この時期に上の顎と下の顎の位置・大きさのバランスが取れていないと今後の矯正治療が難しくなってしまいます。

早い時期に検査を行い治療の計画を立てられていると、大がかりな装置を使わずに早め早めに予防や治療ができ

結果的に治療期間の短縮や治療費用を抑えられることにつながり、患者さんの負担を減らすことができます。

 

*第Ⅱ期治療(成人矯正:11歳頃〜)

大人の歯が生え揃ったこの時期は、歯の表面にブラケットやワイヤーと呼ばれる金属の装置やマウスピースによる治療がメインとなり、

・噛み合わせの不正を整える

・噛む機能の改善をする

・見た目(審美)の改善をする

ことを目的として治療を行います。

大人の歯の矯正治療は、大人の歯が生え揃っていれば何歳からでも開始することが可能なので、

学生に限らず、成人してからでも気になったタイミングで治療を開始することができます。

 

3.治療期間はどれくらい?

第Ⅰ期矯正治療(小児矯正:6〜12歳頃)では、

子どもの歯から大人の歯への生え変わりを管理し、顎の成長を促す治療のため、

大人の歯が生え揃う12歳前後が治療のゴール地点となります。

歯と顎のバランスを整えた後、歯並びの治療第Ⅱ期治療(成人矯正:11歳頃〜)へ移行します。

歯を移動するのにおよそ1〜3年の期間を要し、

矯正治療を行い歯並びがきれいになった後は、”後戻り”という動かした歯が元々の位置に戻ろうとする力が働くため、

きれいになった歯並びを安定させるために”歯の保定”ということを行います。

 

4.通院間隔はどれくらい?

調節が必要な装置を使用している時は概ね1ヶ月に1度通院(Ⅰ期治療な場合は、装置によっては2〜3ヶ月に1度)すれば大丈夫です。

永久歯が生えてくるのを観察したり、保定の時期には3ヶ月あるいは半年に1度くらいの通院頻度になります。

 

5.まとめ

矯正治療を開始するタイミングとしては、6歳頃の大人の歯が生え始める頃に顎のバランスなどを考慮して治療計画を立てることで、成長発育を利用した矯正治療を行うことができ、歯並びだけではなく骨格の改善なども期待できます。だからといって絶対に6歳頃に治療を開始しないといけない訳ではなく、全ての歯が大人の歯に生え変わってからでも矯正治療は可能なので、子どもに限らず大人の方でも矯正治療は可能です。なので、歯並びが気になったタイミングが矯正治療を開始する絶好のタイミングです!

お子さまの歯並びに関して気になる方は、矯正治療専門医が在籍している当院に一度ご相談にいらしてみてはいかがでしょうか。

 

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