こんにちは!
上石神井クオーレ歯科・矯正歯科です!
「皆さんは歯医者に行くきっかけはどんな時が多いでしょうか?」
「歯が欠けた」、「痛みが出た」、「詰め物が取れた」などのトラブルが起きた際に歯医者へ行くことを考える方が多いのではないでしょうか。
確かに、予期せぬトラブルにすぐに対応することで被害を最小限に抑えることができるので、
何かトラブルが生じた際に歯科医院を受診することはとても大切です。
しかし、そのトラブルを未然に防ぐことができるとしたらどうでしょうか。
治療のために何度も通院する必要がなく、通院ごとにかかる治療費を減らすことで、
歯科治療に使うはずだった時間とお金を他の大切なことにまわすことができ、人生をより充実したものにできるはずです。
そこで今回は、トラブルを未然に防ぐ予防歯科の大切さについてお話ししようと思います。
【目次】
むし歯の治療は、むし歯の部分を削って詰め物や被せ物をする内容のため、治療を繰り返すうちに健康な部分の歯がどんどん失われていき、一度治療で削った箇所は元には戻らないため、いずれ”歯”そのものを失ってしまいます。
そこで、むし歯を発症・再発させないためには、日頃から歯垢や歯石がない清潔な口腔内を保つ必要があります。
日々の歯磨きを丁寧に行うことはもちろんですが、どれだけ丁寧に磨いても自分では取りきれない汚れが少なからずありますので、定期的に歯科医院でメンテナンスや歯磨き指導を受けることが大切です。
予防歯科は、むし歯や歯周病になってから治療するのではなく、それらを予防して歯の健康を保つ考え方です。
むし歯と歯周病は、歯垢に含まれる細菌が根本の原因のため、歯垢や歯石を徹底的に除去すれば防ぐことができます。
むし歯や歯周病を予防すれば、健康な歯を失ったり歯周組織が破壊されたりするのを防げるため、より長く自分の大事な歯を保てるのです。
歯を失ってしまった際に、入れ歯やインプラントで歯の機能を補うことは可能ですが、自分の歯に勝るものはありません。
いつまでも食事や会話を楽しむためにも、予防を心がけることがとても大切です。
メンテナンス(定期検診やクリーニング)の料金は、保険制度との兼ね合いで毎回の料金が少し前後することはありますが、3,000~4,000円程です。
メンテナンスに通って頂く頻度・間隔ですが、これについては患者様ごとに異なります。虫歯や歯周病の治療が終わり、お口の中の状態が安定してからメンテナンスに移行していきますが、1~2ヶ月で次回のメンテナンスをオススメする方もいれば、次回は3~4ヶ月先、場合によっては6ヶ月先のメンテナンスで十分だとお話させて頂く方もいらっしゃいます。
メンテナンスの間隔が異なるのは、お口の中のリスクが人それぞれで異なるからです。歯ミガキがどれだけうまくできているかはもちろん、どんな食べ物・飲み物をどういったタイミングでとっているか、歯並びはどうか、実際におくちの中の状態は安定してきているかなど、様々な要因を考慮して次回のメンテナンスの時期をご提案します。
最初は1~2ヶ月先でのメンテナンスをオススメしていた方でも、歯ミガキの改善・飲食の改善でおくちの状態が良くなり安定してくれば、3~4ヶ月先のメンテナンスをご提案するように変わっていきます。
メンテナンスが1回3,000~4,000円で、2〜4ヶ月ごとに通院したとすると、1年に約1万円の費用がかかります。仮に20歳から80歳まで60年間通い続けた場合でも総額は約60万円です。
一方で、日本人の平均は80歳で13本の歯を失っており、これをすべてインプラントで治療したとすると、一本40万円で総額520万円になり、その差はなんと460万円です。これだけのお金があれば輸入車を1台購入出来てしまいます。
しっかりとメンテナンスに通い、歯が悪くならないように健康な状態を維持することが一番経済的です。
また、メンテナンスにかかる時間は1回あたり30分〜60分なので、1年間でおよそ3時間程度で済むのに対して、
治療が必要になった場合はその何倍もの時間を費やさないといけなくなり、休日の大事な時間を使うのはとても勿体無いことではないでしょうか。その時間があれば趣味や勉強など人生を豊かにするための充実した時間を過ごせるはずです。
そもそも、どれだけ素晴らしいインプラントや入れ歯を入れても、人間の健康な自然の歯と比べたらずっと性能が低くて不便ですし、ケアを疎かにしてしまうと長くは持ちません。
今ある健康な歯をきちんとケアすることが、あらゆる意味で一番重要になるということです。
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