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2022.09.26

銀歯は古い!?金属を使用しないメタルフリー歯科治療について

こんにちは!

上石神井クオーレ歯科・矯正歯科です。

 

『今まで歯科治療の主流だった銀歯の治療が、最近では少なくなってきている』ということをご存知ですか?

今回は、歯科治療における銀歯の問題点メタルフリーの歯科治療についてお話ししていきます!

【銀歯の問題点】

虫歯の治療で歯を削った後、詰め物や被せ物を制作する際に使用する銀歯は、以下のような問題点があります。

1.審美性が劣る     

2.虫歯の再発リスクが高い

3.歯や周囲の歯茎が変色する

4.金属アレルギーを発症する可能性がある

 

 

それぞれの項目について解説していきます。

 

1.審美性が劣る

お口の中で目立つ銀歯が気になり、笑う時にお相手に見えないように手で口を覆ってしまう人も多くいらっしゃると思います。やはり、白い歯の中で金属の光沢は目立ってしまいます

 

2.虫歯の再発リスクが高い

銀歯を使用して治療した場合、銀歯と歯を接着させる際に使用するセメントが経年によって自然に溶け出すため、銀歯と歯の間に隙間が生じてしまいます。また、長年使用していると金属が徐々に変形し、歯と被せ物の間にわずかな隙間が生じやすく、それらの隙間からむし歯の菌が中へ入り込み、見た目では確認できない被せ物の内側からむし歯が進行してしまい、知らない間にむし歯が大きく進行してしまっている場合が多いです。

 

3.歯や周囲の歯茎が変色する

お口の中で使用される歯科用の金属の多くは、いくつかの種類の金属を混ぜ合わせた合金として使用しています。

お口の中では唾液や飲食物の酸などにより金属が腐食しやすい環境となっており、金属がイオンとなってお口の中に溶け出すことがあります。

一般的に、金属は単一の物より異なる金属を混ぜ合わせた合金の方が安定性が低く、金属イオンになりやすいと言われており、まさに歯科用の金属はそのイオン化の傾向が強い金属なのです。

その結果、金属イオンが歯や周囲の歯茎に沈着して黒く変色してしまいます。

 

4.金属アレルギーを発症する可能性がある

金属イオンはお口の中の粘膜から吸収されて血管の中に入り込み、血流によって全身に運ばれます。

特定の金属に対してアレルギーをお持ちの方は、お口とは離れた手や足、背中などに発赤や湿疹などの金属アレルギー症状が現れることがあります。

 

このような金属材料が人に与える影響を考慮して、歯科医療の分野では金属を使用しないメタルフリー治療を選択される方が多くなりつつあります。

 

【白い見た目のセラミックを使用したメタルフリー治療】

“銀歯の見た目が気になる”“むし歯の再発リスクを抑えたい”“金属アレルギーが心配”といった悩みを抱える方には、白い見た目のセラミック製の詰め物・被せ物がおすすめです。セラミック治療は透明で自然な白い詰め物・被せ物で、金属を一切使用しないため金属アレルギーの心配がありません。また、歯との接着性にも優れているため、むし歯の再発リスクも抑えられます。

 

【メタルフリーの詰め物・被せ物の種類】

・ジルコニア

ジルコニアは人工ダイアモンドとも呼ばれ、通常のセラミッククラウンと比べて強度に優れているため、咬み合わせが強い奥歯に適しています。また、歯との接着性に優れていることや、金属を一切使用していないことなど、お口の健康に繋がる特性を持っています。

・オールセラミック

オールセラミックは透明感と強度に優れています。色を調整しやすいため周りの歯と調和する自然な美しさを得られます。前歯と奥歯のどちらの詰め物・被せ物としてもお使い頂けます。

・ダイレクトボンディング

必要最小限に虫歯を除去し、穴の空いている箇所に白いペースト状の材料を詰め、審美的に改善します。ダイレクトボンディングは、削る歯の量を必要最低限に抑えることができます。保険適用の歯科用プラスチックよりも変色しにくいこともメリットです。

 

治療の詳細や費用については、下記に記載のURLから当院の料金表のページをご覧下さい。

https://www.kamishakujii-cuore-dental.com/fee/

 

 

 

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